2003年にリリースされたアルバム「MIJ」の収録曲で、解散前にリリースしたファン投票形式のベストアルバム「SMAP 25 YEARS」にも選曲されました。
まずは曲の読み方について。『夏日憂歌』と書いてサマータイムブルースと呼ぶことが多いですが、”なつじつうれいか”と公式の場で呼ばれていることも耳にしたことがあります。リリースから20年経った今でも、私には正解がわかりません。(わかる方いたら教えてください…笑)
この曲はタイトルからも想像できる通り、THE夏エモソングです。嵐の「夏の名前」や、NEWSの「エンドレスサマー」と同じカテゴリーかと思います。心地よいミディアムテンポに、”夏の恋”の歌詞を乗せてメンバーがソロパートを歌い継ぐ。これぞジャニーズの夏バラードだ!と言わしめる1曲です。(ジャニ以外で言うと、桑田さんの「明日晴れるかな」やミスチルの「Sign」が好きな人は絶対にハマります!一度聴いてみてください!)
実は、この曲を知っていると、周りの友達にドヤ顔ができます。『夏日憂歌』は、言わずと知れたSMAPの名曲「オレンジ」のアンサーソングのアンサーソングとして作られました。”アンサーのアンサー”、ここポイントです(笑)。
「オレンジ」
「Song 2 ~the sequel to that~」
「夏日憂歌」
と続くオレンジ3部作の完結編となりますが、私はこの『夏日憂歌』が一番好きです。中居くんパートが多い曲は名曲というジンクスがありますが、この曲も例に漏れず名曲です。アンサーソングの魅力というのは、前作の世界観や情景をさらにホップステップジャンプさせて思い描くことができるので、感情移入がしやすいところだと私は思っています。
この曲は、20年間毎年聴き続けていますが、一度も飽きたことがありません。夏の夕方に、河川敷や畑道を散歩しながら聴くと、”夏の夕日に馳せる青春の日々”を思い出すことができ、自然と懐かしい気持ちになれます。皆さんも、”あの頃の夏”を探したい時は、ぜひ聴いてみてください♪
『夏日憂歌』が収録されているCD・DVD
・アルバム「MIJ」
・ベストアルバム「SMAP 25 YEARS」
・DVD「Live MIJ」